全ての知識と知恵はSDGs(Sustainable Development Goals)のために。

投資に関する本を読んだまとめ

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チャートで儲ける方法が無料の株式セミナーで教えられたり、書店で売っている株の入門書に書いてあることは、「絶対にない」

投資を学ぶにあたって避けられない考え方に「責任投資原則」(PRI:Principles for Responsible Investment)があります。2006年、国際連合事務総長のコフィー・アナンが金融業界に提唱したもので、機関投資家の意思決定プロセスにESG(環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance))を反映させるべきとした世界共通のガイドラインです。ESGを考慮に入れる投資手法は「ESG投資」と呼ばれ、他に「責任投資(Responsible Investment)」「持続可能な投資(Sustainable Investment)」などとも呼ばれます。ESG投資の流れを裏付ける考えの一つが、「責任投資原則」(PRI)です。すでに世界1,500機関以上のアセットオーナーや運用会社などが署名しており、世界最大の年金基金である日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も2015年9月に署名しました。ESG投資は一般的な投資手法(メインストリーム)へと変貌を遂げました。そして、ESG投資や責任投資には持続可能性への貢献と、SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)に貢献する役割が期待されています。投資の世界でもSDGsを基本事項として理解しておかなければならない時代になりました。今では一歩進んでポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)という、SDGsを達成するための投融資が始まりました。
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結論はインデックスファンドに投資をする(世界平均をください)

経済学的に正しい投資法 = インデックスファンドに投資をする

  • MSCIワールド・インデックスに連動するファンドがあれば、それに投資する
  • なければ、MSCIコクサイ・インデックスとTOPIXを一定比率(たとえば85対15)での組み合わせ
  • 選ぶのも、アメリカ市場のETF。S&P500インデックスに連動するスパイダーズ(SPY)と米国以外の主要マーケットのインデックスであるEAFE(EFA)を50対50で組み合わせる

株式の価値を知るために必要な情報は、たったふたつしかない。将来の利益と割引率である。

株式投資は1株利益を予想するゲーム。長期のスパンでみれば市場は拡大し、株価は上昇する。50年後か100年後かは知らない。

行動ファイナンスの研究から、企業収益と株価は直接には関係しないことが多いことが分かっている。

マーケットからも、PER(株価収益率、株価÷企業の1株当たり予想利益で計算)が総じて10倍から20倍の間を動くことが知られている。

リスクの考え方

リスクとは「(儲けの)ブレ幅」のこと。ブレ幅が大きければ「ハイリスク」、小さければ「ローリスク」

金融の世界でノーリスクとは、ブレ幅がないこと、つまり「儲けの可能性がない」ということであり、「ノーリスク=安全」ではない

複利運用

仮に、5%で複利で運用した場合、30年後には4倍以上となる

お金が2倍になる年数を知るには「72の法則」が有効

たとえば利回り2%なら72÷2=36年、5%なら72÷5=14.4年

ひとつのかごに卵を盛るな

1.資産の分散(ポートフォリオ)

たとえば、株の銘柄を分散させるだけでなく、株式と債券ということなる動きをする資産を組み合わせることで、リスクを分散させる

株価が下がれば、債券価格が上がる

2.場所の分散

資産が一国に偏る「カントリーリスク」、自国に偏る場合を「ホームカントリーバイアス」という

3.時間の分散

  1. 購入のタイミングを分散する
  2. リバランス
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投資信託

シャープレシオの数値が大きいほど、効率性が高い

選び方のポイントは3つ

  1. コスト…注目点は「信託報酬
  2. リスクとリターン…長期間のトータルリターンと、長期間のシャープレシオで比較検討する
  3. 運用資金の大きさと推移…運用資金は大きく、資金流入が続いていること

次の点にも注意

  • 「長期」:10年以上は投資すること
  • 「分散」:予想は当たらないことを前提に、地域や資産をきちんと分散すること
  • 「低コスト」:得られるリターンは不確定だが、コストは確定しているので、しっかりと認識すること

国内外の株と債券の4つの資産に分散投資する

  • 日本株式
  • 日本債券
  • 外国株式(先進国と新興国)
  • 外国債券

戦略として、「コア・サテライト」戦略も要件等

インデックス運用をポートフォリオのコアとし、アクティブ運用をサテライトとして組み合わせる
イメージ: インデックス運用7割、サテライト運用3割

投資信託を組み入れて運用する「ファンズ・オブ・ファンズ」

次を買ってはいけない

  • 窓口では買ってはいけない
  • 毎月分配型ファンドは買わない(長期投資家の間の常識)

ETFのメリット

  1. 投資信託より手数料は安い:株式に準じた売買手数料となっているため
  2. 株式と同じくその時々の価格で売買することができる:投資信託の場合、基準価格は1日1本値
  3. 株式と異なり破たんによるリスクがない:株のように紙くずにはならない⇒最大のリスクは繰り上げ償還(投資信託と同じ)

読んだ本

お金の使い方について

  1. 知っておきたい ホントに大事なお金の話
  2. めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが考えた 金持ち資産の作り方
  3. 株、投信を買うなら必見! 税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門

投資信託

  1. はじめての「投資信託」入門
  2. 投資信託選びでいちばん知りたいこと
  3. 投資信託はこの9本から選びなさい
  4. あなたの毎月分配型投資信託が危ない!
  5. めちゃくちゃ売れてる投資の雑誌ZAiが作った 激辛! 「毎月分配型ファンド」入門!

ETF

  1. 1万円から始めるETF投資
  2. ETF(上場投資信託)なら、簡単安心なのにやっぱり儲かる!

株式

  1. 臆病者のための株入門
  2. 日本株は、バブルではない
  3. 株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる
  4. ビッグ・データで株価を読む
  5. めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門
  6. 一番売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 上級編
  7. シェアNo.1投資情報誌『会社四季報』編集部が作った 株スクリーニング入門
  8. めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAi「1000万円株バトル!! 」優勝者が教える デイトレ&スイング 株ですぐに儲ける法
  9. 目指せ10倍 低位株投資ライブセミナー
  10. 日本人が知らなかったリアルタイム投資術
  11. 2時間で丸わかり 株式投資の基本を学ぶ
  12. これから始める! 2020年への株式投資 伸びる業界&投資タイミングを徹底予測!
  13. 入門株のシステムトレード利益が出るロジックのつくり方
  14. 負けない投資家のためのマスト・ルール 株の五輪書
  15. 個人投資家のための「小型株」で賢く儲ける方法
  16. 信用取引の基本と儲け方ズバリ! 新取引ルール対応
  17. 素人でも勝てる!!6勝4敗で年20~30%のリターンをめざす株式投資の定石
  18. 株式投資これだけはやってはいけない
  19. 六十にして株を知る-年金生活者のためのトレーディング入門
  20. 定年後の株、小さく儲け続ける必勝法-進化するMM法を公開

REIT、FX

  1. はじめてのJ-REIT完全ガイドブック
  2. 一番売れてる投資の雑誌ザイが作った「FX」入門
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