全ての知識と知恵はSDGs(Sustainable Development Goals)のために。

「負けない投資家のためのマスト・ルール 株の五輪書」内容の要約と紹介:河合達憲

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概要

・買いと空売りの両方を組み合わせた「ロング・ショート戦略」をとろう
 ショートを実践することで底値を読む力が付く

・日経平均連動型ETFをやろう
 3種類のETF
 1.日経平均連動型
 2.2倍の動きをするレバレッジ型
 3.真逆の動きをするインバース型

・今、バブルがどこに起きているかを探そう

・ロスカットは△10%、利確は+20%を基本においてみよう

・世界中のマネーがどこに向かっているのかは米10年債でわかる
 10年債の金利が下がっている ⇒ 米国債にマネーが流入している
 10年債の金利が上がっている ⇒ マネーが流出している ⇒ お金がどこに向かっているのかを探す

・プロには投資行動に規制がある
 投資行動に対する法的な規制や、自社ルールなどがあり、投資機関の時間軸の制約もある
  ↑↓
 個人投資に許された4つの投資行動
 1.買う
 2.売る
 3.保有
 4.何もしない
  ↓
 プロは1~3しか許されない
 個人には4が許されている

2013年9月25日第1刷発行

投資を学ぶにあたって避けられない考え方に「責任投資原則」(PRI:Principles for Responsible Investment)があります。2006年、国際連合事務総長のコフィー・アナンが金融業界に提唱したもので、機関投資家の意思決定プロセスにESG(環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance))を反映させるべきとした世界共通のガイドラインです。ESGを考慮に入れる投資手法は「ESG投資」と呼ばれ、他に「責任投資(Responsible Investment)」「持続可能な投資(Sustainable Investment)」などとも呼ばれます。ESG投資の流れを裏付ける考えの一つが、「責任投資原則」(PRI)です。すでに世界1,500機関以上のアセットオーナーや運用会社などが署名しており、世界最大の年金基金である日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も2015年9月に署名しました。ESG投資は一般的な投資手法(メインストリーム)へと変貌を遂げました。そして、ESG投資や責任投資には持続可能性への貢献と、SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)に貢献する役割が期待されています。投資の世界でもSDGsを基本事項として理解しておかなければならない時代になりました。今では一歩進んでポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)という、SDGsを達成するための投融資が始まりました。
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目次

1 「ミスター・マーケット」と賢く付き合おう
 投資は闘志を持ち、透視する力が必要
  投資するための武器を持とう
  勝負の世界では「闘志」が必要
  「透視」で姿を変えた瞬間をとらえよう
 投資でお金を働かせなければならない時代
  投資教育の裾野を広げなければ
 投資の目的はお金を増やすこと
  義侠心で株を買ってはいけない
  ダブルメイク投資術でキャリアも資産も手に入れる
  半年で約84%急騰 日本に凄いことが起きている

2 株式投資のマスト・ルール
 ロスカットできないなら、株式投資をするな
 長期投資×、ダメ!ゼッタイ
 「買い」と「売り」両手の拳をつかえ
 株も選択と集中 分散より集中投資せよ
 すべての投資家へ ETF投資しよう
 バブルはチャンス 世界中のバブルを探せ
 投資ツールを使いこなし スタイルを確立せよ

3 「タフな投資脳」を作るための行動指針
 小さな変化に気付く体質になろう
 自分外の投資家がどう思っているかが大事
 自分の仕事の業界にはアドバンテージがある
 アナリストが書くディープ・レポートを活用
 リターンのイメージを明確に持とう
 常識を疑い、トレンドに乗れ
 「自己責任」の本当の意味を知ろう
 オリジナルの投資スタイルを確立せよ

4 マクロからミクロへの一気通貫のストラテジー
 河合式ストラテジーの全体像
  証券ストラテジストの仕事
  世界のマネーの動きは「米10年債」でわかる
 米国の基本のキ
  「QE1、QE2、QE3」を押えよう
 欧州の基本のキ
  「ドル対ユーロ」を危機計測とする
 中国の基本のキ
  中国の現在を現す「上海市場」
 日本のこれから
  「日経平均」は日本経済のトレンドライン
 2つの分析方法を融合 テクノファンダメンタル分析
  誰でもすぐ使える株式指標
   人気・実力・評価の関係が「PER」
   外国人投資家の動きに乗ろう
  ボックス圏とトレンドライン
   ボックス圏の範囲で動く株は多い
   ボックス圏を抜けた後の行方は
 「10倍株」は投資の醍醐味
  いかなる状況でも成長株は存在する
   ユニクロもヤフーも最初は小さな芽
   グロースとバリューの違い
  成長株発掘の鍵はライフスタイル
   改めて、バブルを狙え
   生活の中に「10倍株」のヒントがある
  「10倍株」はテクノファンダメンタルを超えていく
   赤字なのに上がる株の謎
  オールドカンパニーも成長株になり得る
   企業変身が第二の創業を呼ぶ
   ヤフーに見る成長株の一生

5 投資初心者から中級者へ
 3種類のETF投資法&ウォッチリストを作る法
 トヨタ自動車から考える企業分析術
 投資してよい国策と時期尚早の国策
 プロにできない強みが個人投資家にはある

付録 証券マスター河合流 新 投資格言

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