カロリー制限は細胞の老化に伴う悪影響を防ぐ
カロリーを制限することで寿命が延びる現象のメカニズムについては不明な点が多いそうですが、老化が多くの病気に関する最も危険な因子の一つであり、カロリー制限が効果的な方法であると示されており、人間においてもカロリー制限が効果的なアプローチである期待が高まっているそうです。
「1日の摂取カロリーを制限することによって長生きできる」ということは古くから知られており、アカゲザルを用いて行われた実験でもカロリー制限を行うことで寿命が長くなることが確かめられています。新たにアメリカと中国の研究チームが行った実験により、「カロリー制限は細胞の老化に伴うさまざまな悪影響を防ぐため、動物が長生きする」ということが判明しました。
https://gigazine.net/news/20200305-caloric-restriction-prevents-aging-cells/
脳の健康を保てる5つのちょっとした習慣
- 歩く
- お茶を飲む
- 禁煙などにより心臓をいたわる
- 不要な情報を忘れる
- 適量の飲酒
一方で役に立たない可能性が高いのが、「脳トレーニング」だそうです。フロリダ州立大学の心理学教授/Institute for Successful Longevity(成功長寿研究所)所長のNeil Charness氏の研究からは、クロスワードパズルは脳の健康にはそれほど貢献しない可能性が示されています。
脳トレーニング用のゲームやパズルは上手になるそうですが、情報を一時的に保存するワーキングメモリの増加は見られなかったということです。
歩く
歩こうということです。
ドイツ神経変性疾患センターのKatharina Wittfeld氏らの研究により、「運動に伴う最大酸素摂取量の増加が、認知機能の保持や老化に関与する領域である灰白質と総脳容積の増加と強く関連している」ことが明らかになっています。
https://gigazine.net/news/20200606-brain-health-daily-activities/
有酸素運動をしていると、高齢になっても脳の灰白質の体積が多いそうです。運動はウォーキングで良く、足の筋肉の働きにより、脳の血流量が増加します。
お茶を飲む
緑茶でもウーロン茶でも紅茶でも良いそうなので、毎日の習慣にしやすいです。
シンガポール国立大学Yong Loo Lin医学校の主任研究員であるFeng Lei氏の研究によると、25年間にわたり緑茶、ウーロン茶、紅茶のいずれかを週に4回以上飲んでいた人は、そうでない人に比べて脳の各領域の相互接続が効率的だったとのこと。
https://gigazine.net/news/20200606-brain-health-daily-activities/
禁煙などにより心臓をいたわる
心臓の健康状態が脳の認知能力と深く関係するそうです。
アメリカにあるエモリー大学医学部のViola Vaccarino教授らの研究チームは、明らかな心血管の疾患や認知症などをわずらっていない双子の被験者272組、合計544人の健康状態を調べる研究を行いました。その結果、心血管疾患の危険因子である喫煙歴、肥満度指数、血圧などのスコアが良好な人ほど、認知テストの結果も良好な傾向があることが判明しました。
https://gigazine.net/news/20200606-brain-health-daily-activities/
不要な情報を忘れる
状況に応じた意志決定ができようになるためには、不要な情報を忘れることが重要なポイントになります。
カナダ・モントリオール神経研究所の神経学者で、マギル大学コンピュータサイエンス学部のAI研究者でもあるブレイク・リチャーズ氏は、「人間の記憶の本質的な目的は、正確な情報を長期間保有することではなく、貴重な情報だけを保管することでより知的な意志決定が行えるよう最適化することです」と話しています。
https://gigazine.net/news/20200606-brain-health-daily-activities/
適量の飲酒
過去の研究により、飲酒は脳を老化させることや、適度な飲酒であっても脳卒中リスクは高まることが分かっています。そのため、アルコールが脳の健康に良いというのは、意外です。
どうやら、低レベルのアルコールを摂取すると、脳内の炎症が抑制され、アルツハイマー病に関連するとされる毒素の除去が促進されると考えられるためだそうです。
ビールで500ml缶1本、日本酒なら1合前後だそうです。
ロチェスター大学医療センターの神経科学者であるMaiken Nedergaard氏が行った、「マウスに低容量・中容量・高容量のアルコールを長期間投与する」という実験では、「低容量のアルコールを摂取したマウスは脳の炎症が少なく、老廃物を除去するリンパ系の働きも効率的だった」という結果が得られたとのこと。
https://gigazine.net/news/20200606-brain-health-daily-activities/
「書く」だけで、心の不安やストレスが片づく
最大の効果はマインドレスからマインドフルに変わることだそうです。
マインドレスは大量の雑念に意識を奪われ状況の変化に気がつかない状態です。いろいろ心奪われることがあると、忙しいわりには何も終わらないことがあります。
一方で、マインドフルは雑念がなくシンプルに目の前のことに集中できている状態です。
マインドフルになるためには、「瞑想」を勧められることが多いですが、書く習慣の方がマインドフルになりやすいと言います。
メンタル不調のときに食べるべき「食材」
メンタルの不調を食事で改善する方法はあるのか。分子整合栄養学に詳しい佐藤智春氏は「メンタルの不調の要因に、脳のための材料が不足しているのではと考える。そのため脳の材料として最も優秀な食材である『卵』を食べるといい」という
https://president.jp/articles/-/41486?page=1
脳は水分を除くと
- 約40%がたんぱく質
- 約60%が脂質
- 約50%がコレステロール
- 25%がリン脂質
- 25%がドコサヘキサエン酸(オメガ3脂肪酸)
脳の構成材料であるたんぱく質、コレステロール、リン脂質、オメガ3脂肪酸、すべての栄養素を含むのが、卵です。特に、たんぱく質は量より「質」が重要とされていますが、卵は口から毎日とらなければならない必須アミノ酸(たんぱく質の材料)がパーフェクトに含まれる、脳にとっても人体にとっても必須の食材といえるでしょう。さらに、卵黄の脂質には脳にとって必要なコレステロールとリン脂質とオメガ3脂肪酸がバランスよく含まれています。
https://president.jp/articles/-/41486?page=2
朝型人間と夜型人間は脳の特徴が違う
生活のさまざまな点に違いが出る朝型/夜型ですが、そもそも脳にも違いがあることが、3700人以上の脳スキャンから明らかになりました。
https://gigazine.net/news/20200621-night-owls-early-birds-grey-matter/
調査の結果、朝型が夜型に比べてより社会的行動を取りやすいようです。