エビデンスの有りそうなもの/なさそうなもの、ごちゃ混ぜです。
読むということ
「9割が教科書を読めていない」私立文系しか行けない子供たち

国立情報学研究所の新井紀子教授によると、全ての教科書を正解に理解できる小学生はクラス内の2、3人だけということです。
『読む』という言葉から多くの人がイメージするのは、ひらがな・カタカナ・基本的な漢字を“文字として読める”ことでしょう。いわゆる識字です。でも、それだけでは読めたことにはなりません。文章を読んで正確に意味や内容を理解することができて初めて読めたといえる。日本の子供たちはこの読解力が弱いのです。ところが子供たちに『教科書を読めていますか?』と聞くと85%が読めていると答えます。読めない子は“読める体験”をしていないので、“文字が読める”こと=読めると思っているんですね
https://president.jp/articles/-/42389?page=1
次の指摘は頭が痛いです。わが子がまさにそうなのです。
算数、理科、社会などすべての教科で求められる力です。国語の心情読解の場合、作者の思いを読み取るといった、いわゆる行間を読む力を養い、解釈に幅があります。でも、算数、理科、社会でいろいろな解釈があったら困りますよね? 文章に書いてある事実を正確に読み取る。それが汎用的読解力です」
教科書を読めていない子供が多い理由は、この汎用的読解力が身についていないためだと新井さんは考える。算数の計算問題は解けるのに、文章題になるとわからなくなる子供がよくいるが、それも同様だ。解けないのではなく、問題文が理解できないのだ。
「文中の言葉の95%以上を理解していないとすらすら読めないという研究結果があるように、語彙の不足は読解のネックになります。特に、算数や理科で使う言葉は日常で使う意味とは違う場合もあり、それを理解していないとたった1行の文章でもわからなくなってしまいます」
https://president.jp/articles/-/42389?page=1
では、どうすればよいか。
その答えの一つが、親が子供の教科書を読んでみることだそうです。
「1日たった30分の勉強」を最高にはかどらせる3つの方法。
勉強前の「軽い運動」で脳を整える
スウェーデン・ヨンショーピング大学が行なった研究では、軽い運動には脳の活性化を促す効果があると明らかになりました効果が現れ始める運動時間はたったの「2分」からです。勉強前に軽く近所を散歩するだけで大丈夫です。
「検索練習」で効率的に記憶する
新しくインプットした情報を「頑張って思い出す」ことで、曖昧な記憶をしっかり定着させることができるようになります。覚えたことを思い出すという行為は、いわゆるアウトプットです。たとえば、参考書を読んだら途中で本を伏せ、覚えていることを自分の言葉で紙にまとめてみる。
勉強後10分間は「何もしない」
本を読んだあとに意図的にぼーっとする時間を挟むことで、記憶の定着が促されるそうです。少なくとも10分間は脳に余計な情報を入れず、知識の定着を待つことが重要です。