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「Facebookをビジネスに使う本」内容の要約と紹介:熊坂仁美

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メモ

2010年11月5日第1刷発行。

ドッグイヤーという表現がされるように、ITCの革新スピードは凄い。特に新しく始まったサービスや、紹介されたばかりのものというのは、ほんの数カ月で情報が陳腐化してしまうものである。

この本もそういう運命にある本である。2011年の後半には読む価値のない本になっていることを宣言しておく。読むのであれば、その時に出ている最新のものを読んだ方がよい。

まず、この本ではFacebookを『一流ブランドも注目する「最新・最強の集客ツール」』として認識している。

現時点(本を読んだ2011年1月時点)で私は、集客ツールというよりは、アンケートやマーケティング調査の方に役立つのではないかと考えている。

そのうえで、既存のマーケティング会社の存在意義が薄れると考えている。それはFacebookを使うことで最終マーケットの反応をダイレクトに、しかも金をかけずに知ることができるからである。

知りたいことは、つどつど聞けばよい。お金がかからないので、何度でも気軽にアンケートをとれるのだ。

さて、内容だが。

目次

はじめに 一流ブランドも注目する「最新・最強の集客ツール」
PART1 フェイスブックとは何か、どんな使い方をするのか?
◆グーグルを超える世界最大のメディア
◆フェイスブックを盛り上げる「いいね!」の仕組み
◆世界中で話題騒然となった「ソーシャルプラグイン」
◆ピンポイントでユーザーに届く「ターゲティング広告」
◆誰でも無料で今すぐ出店できる
◆ビジネスで使うなら「ファンページ」
◆自社のファンを簡単に分析できる機能
PART2 5年で年商を15倍にした会社はフェイスブックをどう使っているのか
◆1日9万アクセスの動画ブログでワインを販売
◆無料のツイッターで有料広告の6倍の反応があった
◆売上げをつくり出す「好感アクセス収益モデル」
◆共有サイトを活用する
◆ソーシャルメディア達人のファンページ活用法
PART3 15社の事例に学ぼう! フェイスブックのすごい活用法
◆業態別に見るファンページ成功のポイント
1 ローカル型ビジネスではこう使う
〈事例1〉 顧客参加型プロモーションを行うピザチェーン
──ファンのアイデアをそのまま新商品にする
〈事例2〉 地域密着型イベントを行うスーバーマーケット
──古本市やチャリティなどで地域コミュニティをつくる
〈事例3〉 ラスベガスのホテルでは「ファンになると特別割引」
──「いいね!」を押さないと割引なし、特別ビデオも見られない
〈事例4〉 「写真」機能を活用して新規顧客を獲得する不動産会社
──アルバム機能を物件情報のデータベースとして使う
2 通販型ビジネスではこう使う
〈事例5〉 ジープ好きを集めてジープグッズを販売
──サイトの中であえて商品の宣伝や紹介はしない
〈事例6〉 ファンページにショップを開いた格闘技団体
──「フェイスブックのファン限定グッズ」を販売する
〈事例7〉 有益な情報でホームページへの誘導を促すベンチャー企業
──法人向けにビジネスに役に立つ情報を提供する
3 個人ブランド型ビジネスではこう使う
〈事例8〉 人気作家の公式ファンページを開いた出版社
──専用サイトとファンページを連動させてプロモーションを行う
〈事例9〉 「いいね!」ボタンの真下に配置した動画でファン化を促進
──「自分は何をやっている人か」を強烈にアピールする科学タレント
4 法人ブランド型ビジネスではこう使う
〈事例10〉 リーバイスはキャンペーンガールを「いいね!」で投票
──ラッキーガールが選ばれる過程をリアルタイムで楽しめる
〈事例11〉 大がかりなジョークでファンの心をつかむ食品メーカー
──ジョークだらけのファンページが人気を集める
〈事例12〉 顧客に必要な情報の提供に徹するデル
──自社の宣伝ではなく、まず相手に利益を与える方法
5 番外編──こんなファンページが面白い
〈事例13〉 既製品アプリでコンテンツを自動化した「USウィークリー」
──「ホームページへの入り口」の役割だけをもたせる
〈事例14〉 「いいね!」ボタンを活用した通販サイト
──誰が「いいね!」と推薦したかがわかるカタログ
〈事例15〉 半年で13万人のファンを集めた日本のアパレルブランド
──フェイスブックをベースにして海外進出を果たす
PART4 ファン4000人を集めてわかった 「ファンページ運営のコツ」
◆ファンページ運営で大切な「三つのC」とは
◆意図とずれたファンの投稿やスパムをどうするか
◆時間管理をどうするか
PART5 いよいよ開始! ファンページ作成七つのステップ
◆「個人アカウント」と「ビジネスアカウント」の違い
◆ファンページ作成七つのステップ
PART6 お金をかけずにファンを増やす! 三つの賢い方法
◆無料でファンを集める方法
◆ファンを増やす究極の方法
PART7 フェイスブックでビジネス拡大を狙うなら「ターゲティング広告」を活用する
◆フェイスブック広告で見込み客を集める
◆1人25円のコストでファンを集める
◆1日100円の低予算から参加できる
◆三つのステップで広告を作成する
◆こうすれば広告効果が上がる!
◆フェイスブック広告でファンを世界に広げる
PART8 フェイスブックをホームページのようにカスタマイズする方法
◆「Static FBML」を使う
◆「アンケート」を設置する
◆ツイッターをそのまま入れる
おわりに──本物だけが生き残る時代へ

SNSの完成系としてのFacebook

同じようなサービスをしているSNSのなかで、Facebookが急速に台頭したのは、その仕組みの拡張性の高さだろう。汎用性が極めて高いシステムである。システムとしてはSNSの完成系といってよい。

そして、その圧倒的な利用者数(6億人超!)によって、他の追随を許さないSNSになっている。だが、新たなサービスの誕生により、Facebookもいつその地位を追われるかわからない。

次に来るサービスは何か?

私は「知識の集積」だろうと思う。集合知となるとWikipediaがその代表になるが、あれは一種の「辞書」である。今であれば「Yahoo!知恵袋」が近い。誰かの疑問に、答えていく。今は知識の集積方法の統一性がないし、検索もしづらく、結果として使いづらいサービスである。

「Naverまとめ」も近いサービスである。だが、これも決定打ではない。感覚的にずれている部分がある。かすっているのだが…。どこが違うかというと、返答に困る。(返答できるのであれば、きっと大金持ちになっている。)

数年のうちに完成系が出現するものと思っている。

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