Thinkers50。2年に一度発表される経営思想家のランキング。ランキングは存命中の人物のみに与えられる。
※ 経営思想家のランキングであって、経営学者のランキングではない
2019年の殿堂入り
クレイトン・クリステンセン(Clayton Christensen)
破壊的イノベーションの理論を確立。企業におけるイノベーションの研究
- イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
- イノベーションへの解 利益ある成長に向けて明日は誰のものか―イノベーションの最終解
- 教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する
- イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル
- イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
- C.クリステンセン経営論
- ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム
- 繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学
ビル・フィッシャー(Bill Fischer)
IMD教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で20年教鞭をとる。1980年に上海の中欧国際工商学院(CEIBS)で学長。現在、IMDでDSI(Driving strategic Innovation)プログラムのディレクター。
- ビジネスモデル・エクセレンス
- アイデア・ハンター―ひらめきや才能に頼らない発想力の鍛え方
ビジャイ・ゴビンダラジャン(Vijay Govindarajan)
国際経営学、戦略とイノベーション
- リバース・イノベーション
- ストラテジック・イノベーション 戦略的イノベーターに捧げる10の提言
- イノベーションを実行する―挑戦的アイデアを実現するマネジメント
ハーマン・サイモン(Hermann Simon)
ドイツの経営思想家、実業家。ドイツ語圏でピーター・ドラッカーに次ぐ影響力のある経営思想家。「隠れたチャンピオン」などの新しい概念の提唱、プライシングを中心とした多数の本の執筆。
- グローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業
- 価格の掟
ドン・タプスコット(Don Tapscott)
イノベーション、メディア、グローバリゼーション
- ウィキノミクス
- デジタルネイティブが世界を変える
クリス・ズック(Chris Zook)
- 再現可能な不朽のビジネスモデル
- コア事業進化論
- 本業再強化の戦略
2018年の殿堂入り
ピーター・ドラッカー(Peter Drucker)
「現代経営学」「マネジメント」 の発明者
マーシャル・ゴールドスミス(Marshall Goldsmith)
エグゼクティブ・コーチング
- コーチングの神様が教える「できる人」の法則
- トリガー 自分を変えるコーチングの極意
マイケル・E・ポーター(Michael E. Porter)
ファイブフォース分析やバリュー・チェーンなど数多くの競争戦略手法を提唱
- 競争戦略論
C.K. プラハラード(CK Prahalad)
- 戦略的意図
- コアコンピタンス
- ストレッチ戦略とレバレッジ戦略
2017年の殿堂入り
ダニエル・ゴールマン(Daniel Goleman)
著述家、心理学者、科学ジャーナリスト。エモーショナル・インテリジェンス(EI:心の知性)の提唱者
- EQ こころの知能指数
- フォーカス
ジョン・コッター(John Kotter)
- リーダーシップ論
- 企業変革力
- ジョン・コッターの企業変革ノート
- 企業変革の教科書
- ナディアが群れを離れる理由―変われない組織が変わるためのリーダーシップ
ニルマルヤ・クマー(Nirmalya Kumar)
マーケティング、インドの経済成長
ジェフリー・フェッファー(Jeffrey Pfeffer)
経営学者、組織行動学者。「権力/パワー/影響力」研究
- 悪いヤツほど出世する
- 「権力」を握る人の法則
- 影響力のマネジメント
ダグラス・A・レディ(Doug Ready)
HRD分野
フォンス・トロンペナールス(Fons Trompenaars)
異文化コミュニケーションと国際経営
- 異文化の波―グローバル社会:多様性の理解
- 異文化間のグローバル人材戦略: 多様なグローバル人材の効果的マネジメント
- 異文化間のビジネス戦略―多様性のビジネスマネジメント
デイビッド・ウルリッチ(Dave Ulrich)
ウェルチ時代のGE式ワークアウトの開発に寄与
- MBAの人材戦略
2015年の殿堂入り
エドガー・H・シャイン(Edgar H Schein)
社会心理学者、「心理的契約」「キャリア・アンカー」
- 人を助けるとはどういうことか―本当の「協力関係」をつくる7つの原則
- 謙虚なコンサルティング―クライアントにとって「本当の支援」とは何か
- 問いかける技術―確かな人間関係と優れた組織をつくる
- キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう
エドワード・E・ローラー3世(Edward E. Lawler III)
- 検証 成果主義
アンドリュー・カカバッツィ(Andrew Kakabadse)
経営陣、取締役会、ガバナンス
ロザベス・モス・カンター(Rosabeth Moss Kanter)
HBR元編集長、ハーバード・ビジネススクールの大御所
- 企業のなかの男と女―女性が増えれば職場が変わる
- イノベーション経営
- ザ チェンジ マスターズ―21世紀への企業変革者たち
- 「確信力」の経営学
リチャード・P・ルメルト(Richard P. Rumelt)
- 良い戦略、悪い戦略
- 良き社会のための経済学
ラム・チャラン(Ram Charan)
- Talent Wins(タレント・ウィンズ) 人材ファーストの企業戦略
- リーダーを育てる会社 つぶす会社
- 経営は「実行」―明日から結果を出すための鉄則
- これからの経営は「南」から学べ 新興国の爆発的成長が生んだ新常識
- 取締役会の仕事
- CEOを育てる―常勝企業の経営者選抜育成プログラム
2013年の殿堂入り
野中郁次郎(Ikujiro Nonaka)
知識経営の生みの親。
- 組織と市場
- 失敗の本質
- 知識創造企業
- アメリカ海兵隊―非営利型組織の自己革新
- 知識創造の経営
- ナレッジ・イネーブリング
- 知識創造の方法論
- 戦略の本質
- イノベーションの本質
- イノベーションの作法
- 組織は人なり
- 流れを経営する
- イノベーションの知恵
- 経営は哲学なり
- 失敗の本質 戦場のリーダーシップ編
- ビジネスモデル・イノベーション
- 「知的機動力」生かす経営を 現場の構想力が重要 実践知のリーダー育てよ
- 実践ソーシャルイノベーション―知を価値に変えたコミュニティ・企業・NPO
- 国家経営の本質―大転換期の知略とリーダーシップ―
ウォーレン・ベニス(Warren Bennis)
リーダーシップ論。アドホクラシー概念。
- リーダーになる
- こうしてリーダーはつくられる
- 本物のリーダーとはなにか
ハワード・ガードナー(Howard Gardner)
多重知能理論、認知科学者
- MI:個性を生かす多重知能の理論
- 多元的知能の世界―MI理論の活用と可能性
チャールズ・ハンディ(Charles Handy)
組織研究
- ビジネスマン価値逆転の時代―組織とライフスタイル創り直せ
- もっといい会社、もっといい人生―新しい資本主義社会のかたち
- パラドックスの時代―大転換期の意識革命
ロバート・キャプラン(Robert Kaplan)&デイビッド・ノートン(David Norton)
バランス・スコアカード、活動基準原価計算(ABC)
- バランス・スコアカード―戦略経営への変革
- 戦略マップ バランスト・スコアカードによる戦略策定・実行フレームワーク
フィリップ・コトラー(Philip Kotler)
- マーケティング マネジメント
- マーケティング原理―戦略的アプローチ―
- 非営利組織のマーケティング戦略―自治体・大学・病院・公共機関のための新しい変化対応パラダイム―
- ソーシャル・マーケティング―行動変革のための戦略―
- コトラー ソーシャル・マーケティング―貧困に克つ7つの視点と10の戦略的取り組み―
- コトラーのマーケティング3.0―ソーシャル・メディア時代の新法則
ヘンリー・ミンツバーグ(Henry Mintzberg)
大局をみる経営思想家
- 人間感覚のマネジメント
- マネジャーの仕事
- 戦略計画 創造的破壊の時代
- 戦略サファリ
- MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方
- H. ミンツバーグ経営論
- マネジャーの実像
トム・ピーターズ(Tom Peters)
- エクセレント・カンパニー
- 経営革命
- トム・ピーターズの経営破壊
- トム・ピーターズの起死回生
- トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦
- トム・ピーターズのマニフェスト
大前研一(Kenichi Ohmae)
日本の経営コンサルタント、起業家、「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者
- 企業参謀 戦略的思考とはなにか
- 続・企業参謀 戦略的経営計画の実際
番外
クリス・アージリス(Chris Argyris)
組織開発、学習組織
- 組織の罠
- 組織とパーソナリティー―システムと個人との葛藤
- 対人能力と組織の効率―個人の欲求と組織目標の統合
- 新しい管理社会の探求―組織における人間疎外の克服