医療スマホが医療を変える
ベイマックスもびっくり?医療スマホが凄すぎる進化を遂げていた
スマートフォンは患者の病状を「記録」するだけでなく、「解釈」する段階に来ているのです。
こうした時代になると、必要となる医療関係者はどういう人たちだろう。医師は必要だ。特別な装置を操作し診断にかかわる技術者も必要だろう。特別な技術を持っているものであれば、その他の医療関係者も必要だろう。
だが、全部の職種は必要ではない時代が来たのだ。
そして、国の財政を圧迫している医療費の多くを占める人件費のために割り当てられている部分の削減につながっていくのではないだろうか。
医療用ウェアラブルデバイスを使えば、スマートフォンと組み合わせて、自身で血中酸素濃度や血糖値、血圧、心拍数などのデータを蓄積し、診断を下すことも可能です。たとえば子供が中耳炎に罹ったかどうかも、スマートフォンに簡単な装置を取り付けるだけで、小児科に通うまでもなく、あっという間に診断することが可能です。中耳炎の自己診断はまだ最初の一歩に過ぎません。目、喉、虫歯、肺、心臓、あらゆる部位が今後は対象となっていきます。
今後1,2年でスマートウォッチが行き渡るに連れて、かなりの数の人間の血圧や心拍数のデータが測定されることになりますし、スマートウォッチで体調が日々分析され、ウェアラブルデバイスで治療が行われるようになれば、1日に数万円かかるような入院も避けることが出来ます。
誰だって入院は嫌いだ。まして、数万円もかかるなんてもってのほかだ。
それが、避けることができるのなら、なんと素晴らしいことか。
そして医療2.0へとつながっていく
医療2.0へ
ホリエモン「スマホ普及で医療が変わる」
スマートフォンの普及で、医療業界にさらなる変革がもたらされていくと、堀江貴文は言及する
まずは、診断の領域である。
単なる問診で90%以上の病気がわかるというから、すごい時代になったものだ。これに血液検査や画像診断を加えると99%に近い診断が可能だという。
わからないというのが一番の不安であるから、病名がわかるだけで安心するというところもある。
だから、90%以上の病気がわかるだけでも、患者のために良い。
アプリだが馬鹿にしてはならない。アプリ上の問診でも90%以上の病気がわかると言われている。
現在の医師は専門特化が激しく、自分の専門分野以外の知見が乏しい場合が多い。基本的な部分はわかっているのだろうが、病名を平気で間違うこともあるし、むしろ最新の研究結果を全てフォローしたシステムが自動的に診断を下したほうがいいという見方もある。さらに、血液検査やMRIやCT、エコーなどの画像診断などを組み合わせると99%近い診断が可能だという。
機器の小型化も進んでおり、血糖値の測定なんかは採血しなくともできる技術ができようとしている。
ということは、リアルタイムで測定できるということだ。
こうしたことが進めば、医療費の削減にもつながる可能性がある。
初診はスマートフォン経由で診断をして、その段階で病名が確定すれば、処方箋を出してもらって近くの薬局で薬をもらい、服薬するという流れができる。そうなれば病院の負担も軽減されるし、健康保険の費用の増大問題にも良い影響を及ぼすだろう。
簡易タトゥーが血統測定器になる
簡易タトゥーが血統測定器になる
こうした技術が応用されていけば、リアルタイムでの血液検査というのができる時代が来るのだろう。
発想としては、すでにあるだろうし、開発中であることはこの記事を見れば想像に難くない。
これからの数年で医療はとんでもなく進歩を遂げる。
それのいずれもが医療の世界とはあまり関係のないところからのイノベーションによって。
カリフォルニア大学サンディエゴ校のナノエンジニアが開発する薄く柔軟性のあるデバイスがその簡易タトゥーとやら。簡易タトゥーとはつまり、針で皮膚に墨を入れるのではなく、シールのようにシートを肌にこすって貼付けるタイプのもの。肌表面からブドウ糖を優しーく吸い出して測定します。酵素の力で、ブドウ糖を酸素と過酸化水素に分解し、過酸化水素の分量がおおよその血糖値となるのだそう。
癌の診断を自宅でも可能に
癌の診断を自宅でも可能に。癌による死亡者を減らす世界初のガジェットで医療のあり方が変わる? | U-NOTE【ユーノート】
ガジェットの一つの可能性が医療におけるイノベーションだろう。
スマホの普及、クラウドの普及がこうしたことを可能にしている。
ガジェットの名は「HEALTHLOGGER」。自宅で手軽に癌の検査が行える世界初のガジェットで、自分の血液をガジェットに付着させるだけで検査ができます。
こうした便利で「安心」を手にできる時代に対して、これから必ず既得権益の反撃が始まる。
それは既存の医療業界の常識の反撃である。