全ての知識と知恵はSDGs(Sustainable Development Goals)のために。

今の技術ですでに可能だが、発電と蓄電が更に進むと電力自給自足な生活がおくれる あとは水だけだ

この記事は約4分で読めます。

電力自給自足な生活

昼間に発電した電気をバッテリーに貯めて、夜間に使う。
一般的な4人家族で使う電気は1日に10kWhだそうだ。
蓄電でこれがまかなえればよい。

Tesla Powerwallの10kWhが3500ドル、7kWhが3000ドル。1日分が3500ドル。
価格はどんどん下がっていくであろう。
家庭向けバッテリーに革新をもたらすのは、電気自動車メーカーのテスラモーターズ

とはいえ、売電で「元を取ろう」と考えていると、損をした気分になるかもしれない。
おそらく元は取れないだろうからだ。

だが、経常的な電気代の支払いがなくなり、なによりも、何かあった際の停電というものから免れるというメリットは大きいはず。

これは集合住宅についても当てはまる。
共用部分の、たとえばエレベーターや照明や水道のポンプだけでも独自の蓄電設備と発電システムでまかなえれば、ずいぶん違うのではないだろうか。

発電方法はいろいろある。代表的なのは太陽光だろうが、小さなところでは「発電ゴム」の開発に株式会社リコーが成功したらしい。
センサーの分野や身の回りの発電環境に役に立ちそうだが、大きなものにはもちろん役に立たないだろう。
だが、風車のない風力発電機「Vortex」という、これまでにない風力発電機が誕生しようとしている。
「Vortex」は回転する羽根を持たず、長い1本の棒がユラユラすることで電力を得るという新しい風力発電機で、理論上の製造コストは53%の削減が可能、運用コストも51%削減できるとのことで、回転部分を持たないことでベアリングやギヤの摩耗が発生しないことなどから、メンテナンスにかかる費用は80%の削減が可能というすぐれもの。

発電して、蓄電して、なおかつ電気が余ったら、どうするか。
そりゃ、何かに変えるのでしょうよ。
例えば、水素なんかに、と思っていたら、理化学研究所が太陽光エネルギーを水素として貯蔵するシステムを構築したと発表した。
ま、普通に思いつく発想だもんね。

太陽光エネルギーを水素に変換するシステムは変換効率15.3%。
これが高いのか低いのかはわからないが、変換できるということがとても重要だと思う。

季節要因もあるが、気候の穏やかな春や秋は、冷暖房をあまり使わないで済むので、電力消費量は少なくて済む。
この季節に、太陽光を利用して、水素に変換し、夏や冬に備えるというのは、どうだろうか?

電力の友好的な活用も必要だが、日常生活の中では電気を使わないようにするというもの大切。
こうしたことに、最新の技術がとても役に立ちそうである。

まずは、光。
照明も太陽光を取り入れる方法ができつつある。
CoeLuxという商品では、本物の太陽に限りなく近い照明が完成しつつある。
これは人工的な光であるが、太陽光を家の中にそのまま引っ張り込んじゃうことができる「Light Bandit」というシステムが登場したという。

次に暖房。
これは発想の転換だが、サーヴァーを家に設置して、無料の暖房とするもの。
マイクロソフトリサーチが2011年「データ暖房(Data Furnace)」という画期的な研究論文を発表しており、論文で提案しているのは、データセンターの熱を外部で利用する方法を探すのではなく、サーヴァーを家庭や職場に分散設置することで、廃熱を暖房として直接活用することであるそうだ。

暖房とくれば、冷房。
温風を冷風に変えて室内を快適にする3Dプリンター製のレンガ「Cool Brick」というのがでた。
これは生活の知恵に最新のテクノロジーを組み合わせたもので、知識というものはこうやって使うものだということを示してくれるとても良い例である。
砂漠地帯では、液体が蒸発する際に周囲の熱を奪っていくという摂理を利用した「気化冷却」によって冷風を生み出す特殊な窓が使われていたそうで、気化冷却の仕組みを利用し、外気を冷風にして室内に取り込むことができる特殊なレンガを3Dプリンターで作ったのだそうだ。

今回の記事のネタ元

タイトルとURLをコピーしました