概要
繰り返し読み返すことに意義のある本だと思います。
一朝一夕で身につくようなものではないので、なにかにつけて見返していくのが重要だと考えます。
そして、このロジカル・シンキング自体も、数ある手法の一つでしかないことも肝に銘じ、盲信しないことが重要です。
目次
はじめに
第1部 書いたり話したりする前に
第1章 相手に「伝える」ということ
1 「自分しか見えない病」 「にわか読心術師症候群」にかかっていないか?
2 相手に伝えるべきメッセージとは
確認1:課題(テーマ)を確認する
確認2:相手に期待する反応を確認する
3 何を言えば「答え」になるのか
4 なぜ、相手に自分の「答え」が通じないのか
「結論」が伝わらないときの2つの落とし穴
根拠が伝わらないときの3つの落とし穴
方法が伝わらないときの2つの落とし穴
感度チェック
第2章 説得力のない「答え」に共通する欠陥
1 話の明らかな重複・漏れ・ずれ
話の重複は「私の頭の中は混乱中」のサイン
話の漏れは、「一点突破、全面崩壊」につながる
話のずれが、そもそもの目的やテーマからの脱線を招く
2 話の飛び
第2部 論理的に思考を整理する技術
第3章 重複・漏れ・ずれを防ぐ
1 MECE―話の重複・漏れ・ずれをなくす技術
MECEとは?
たくさんのMECEのポケットを作ろう
知っておくと便利なMECEのフレームワーク
2 グルーピング―MECEを活かした情報の整理
グルーピングとは
重複・漏れ・ずれのない部分集合を作ること
集中トレーニング1
1 MECEに強くなろう
2 グルーピングに強くなろう
第4章 話の飛びをなくす
1 So What? / Why So? ―話の飛びをなくす技術
So What? / Why So? する習慣をつける
2 2種類のSo What? / Why So?
「観察」のSo What? / Why So?
「洞察」のSo What? / Why So?
洞察のSo What? は観察の So What? なくしてならず
集中トレーニング2
1 「観察」のSo What? / Why So?に強くなろう
2 間違った「観察」のSo What? / Why So?に気づけるようになろう
3 「洞察」のSo What? / Why So?に強くなろう
第3部 論理的に構成する技術
第5章 So What? / Why So? と MECE で「論理」を作
1 論理とは?
縦の法則So What? / Why So?
横の法則MECE
論理の基本構造
2 論理はコンパクトなほどよい
縦方向にどこまで階層化するのか?
横方向に、いくつに、どのように分解するのか?
第6章 論理パターンをマスターする
1 並列型
並列型の構造
使用上の留意点
適用ケース
2 解説型
解説型の構造
使用上の留意点
適用ケース
集中トレーニング3
1 論理的パターンの基本をマスターしよう
2 非論理的なものを見抜く力をつけよう
第7章 論理パターンを使いこなす
1 論理パターンはこう使う
1つの課題に答えるとき
2つの課題に同時に答えるとき
2 論理FAQ
集中トレーニング4
1 情報を論理パターンでわかりやすく構成しよう
2 図表を使って論理的に説明しよう
3 相手に納得させる論理構成をつけよう
おわりに