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「世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた」内容の要約と紹介:ムーギー・キム

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この本について

本書でいうグローバルエリートは「投資銀行」「コンサル」「資産運用会社」「プライベート・エクイティ」に勤めている者を指している。
かつ、外資系で働いている者たちだ。金融の中でも偏った世界を切り取っている。
頭が良いのは当たり前で、体力がものをいうのが金融の世界。その姿が描かれている。

「エリートの働き方」というので、どのようなノウハウが書かれているのだろう、と期待するとエライ目に合う。
「エリートの働き方」というよりは、「エリートの働きぶり」とか「エリートの働きざま」とか「エリートの過酷な労働環境」とかのタイトルの方がふさわしいかも。
読み物としては面白い部類だが、ビジネス書としては…。

読みながら、徒然に頭をよぎったのが、F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」だった。
もっとふさわしい作品があるのかもしれないが、教養がないので、頭をよぎったのがこれだった。

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興味をひいた個所

ノンバーバル・コミュニケーションを極めるというところ

話すときの腕の位置やてのひらの方向、声の質で親近感や信頼度が大きく変わるという。
科学的な裏付けもあるそうだ。

そして、このトピックだけ教えて何千万、何億円も稼ぐ教授がいるという。
ビジネス界では大きなトピックだそうだ。

目次

序 章 世界のトップエリートに共通する7つの特徴──「業界のエース」は普通のエリートと何が違うか?
第1章 投資銀行のトップエリートに学ぶ「大量の仕事を瞬時に処理しつづける力」「部下の尊敬と支持を得る力」
第2章 トップ・コンサルタントに学ぶ「人に好かれる『聞く力』」「問題を把握し構造化する力」「相手の期待値をコントロールする力」
第3章 資産運用会社のトップエリートに学ぶ「大局を読む力」「常識にとらわれない力」「自分の間違いを認める力」
第4章 トップ・プライベート・エクイティ投資家に学ぶ「相手の信頼を勝ち取る力」「『最強のチーム』をつくる力」

特別編▼プライベート編
第5章 エリートたちの恋愛・結婚事情──恋愛・結婚観と職業の不思議な関係!?
第6章 なぜエリートたちには離婚が多いのか?──プライベートの悲劇にも学ぶことはある

スペシャル付録▼トップエリートがやっている「今日からマネできる!」12のスキル
[コミュニケーション術]1 「与太話」の鬼になる
[コミュニケーション術]2 ノンバーバル・コミニュケーションを極める
[時間術]3 どんな場合でも10分前に着く
[時間術]4 早寝・早起き・即リプライ
[プレゼン術]5 プレゼン資料は数ページにまとめる
[プレゼン術]6 プレゼンする前に「どうしても伝えたいメッセージは何か」を意識する
[人脈術]7 手書きの年賀状を仕事関係者に送りまくる
[人脈術]8 交際費だけはケチってはいけない
[会食術]9 レストラン選びは命がけ
[会食術]10 あえて仕事とは関係ない幅広い分野の知識を身につける
[社交術]11 社交パーティは「エレベーターピッチ」を用意し、事前準備をしてのぞむ
[社交術]12 社内政治のプロになる

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